カモメのつぶやき

好きな映画や本のことを書きます。あとアメリカに留学してたこともあるので、留学や英語にいつても書くことがあります。

感想 2回目 スターウォーズ フォースの覚醒

少し時間を置いて、改めて「フォースの覚醒」の感想です。
今回もネタバレもあるので、知りたくない人は要注意です。

前回は悪かったことをたくさん書いたけど、今回は良かったこともふれようかと。

イイモノノの新キャラは良かった
主人公の女の子が良かった。というかフィンも良かったし、ポーダメロンも良かった。イイモノノたちの新キャラは良かった。
特に好きなのは、レイのら登場シーンからBB8に出会うところ。物語が始まる雰囲気たっぷり。まずレイがマスクをつけてるので誰だかわからなくて、何かを収集する場面が登場シーン。一仕事終えてマスクをとると女の子。荒廃したワイルドな土地に女の子というギャップが良い。取ってきたガラクタみたいのを、中古売買屋に売るんだけど、大した金にならない。寝ぐらに帰って粗末な食べ物を食べ、反乱軍のヘルメットをかぶるシーン。何か秘密がある雰囲気をほとんどセリフなしで伝えている。映画の良いところですね。
訳ありそうなBB8との出会いも、乗り気ではないけど、ほっとけない。正義感をもっていることも自然に伝わってくる。彼女がいずれなるであろうジェダイ。その資質を、彼女の“正しさ・誠実さ”みたいなところで感じさせてるくだりも良い。
 
一番好きなセリフは、レイアがハンソロに向かって
「デススターの時以外役に立ったことあるの?」って言うシーン。あれで笑わない奴は、いないでしょう。ファンの声を愛を持って反映させてるよね。

チューバッカは相変わらずキュートで、文句なし。ホント俺も相棒で欲しいよ、チューバッカ。

あとハンソロがある酒場に行くシークエンスも良い。ハンソロが入るとみんながジロジロみて、酒場のオーナーがでっかい声で
「ハンソロ!!」っ言うと、酒場がシーンとなる。ハンソロのお尋ね者加減がよく出てるうれしくなる場面ですね。

フィンも良かった。公開前のトレイラーで「誰だよ、お前?」って思われてたキャラナンバーワンだと思うんだけど、良い感じのヘタレ具合で、好感持てました。ジャージャーと同じ扱いにはならないと思う。ヘタレなりに変わっていく感じ。
この新三部作は、フィンの成長の物語としても展開していくのではないかな。以下同文扱いのストームトルーパーだったフィン。その境遇から抜け出し、保身だけを考えてる男が、レイとの出会いで段々変わっていく。観てる側の我々が一番感情移入しやすいキャラだと思う。日常の世界では何者でもない自分とだからこそ、重ね合わせることができるキャラって、実はスターウォーズでははじめてかもしれない。
ジェダイになり遥か高みに行くであろうレイを、凡人のフィンがどう考え行動していくのかが今後の一番の楽しみだ。レイの出自が明かされていく過程も楽しみ。
カイロレンに関しては、あまり楽しみがないなあ。仲間になるんかなあ程度。

年末年始にのんびりと『スターウォーズ』を劇場で見に行くのも楽しいかもしれませんね。
今日はこの辺で。