冬寒くて、夏は暑い。
「年間ベストな気候は3日だけ」なんて革ジャンラバーは自嘲しながらも、着るとワクワクする物。
それが革ジャンです。
革ジャンには何種類もありますが、メジャーどころで言うと、ライダース系とミリタリー系があります。
今回はライダースの話をしますが、ライダース系でも、アメリカンタイプとブリティッシュタイプがあります。そして今回ブログはブリティッシュタイプのライダースについて書きたいと思います。
ルイスレザー。その人気は革ジャン界でもトップクラスです。そして値段もなかなかごっついです。約20万円くらい。
ではルイスレザーは、20万円の価値はあるのか? 購入を検討してる人はそこが気になりますよね。
結論から言うと、価値あります。でもそれは以下に共感できる人なら価値あるな、と思います。逆に言うと以下読んで「何言ってるのか全然わからない」と言う人は、購入は見送った方がいいかもしれません。
それを今から書いてみます。
細身の革ジャンが好きな人
アメカジとは明らかに違うルイスレザー。細身の革ジャン好きなら、そのシルエットがとてもカッコ良いと感じると思います。
イギリスのテーラード文化が根付いているのかもしれません。
ルイス着ると、ちょっと痩せて見えます。スタイルが良く見えるんですよ。
「あれ? 俺痩せてねえかな? なんか着こなし上手い気がする」って思っちゃうことあります。ルイス着ると洋服って、パターン(服を作るための設計図で、型紙のことを指し、服の見た目を形よく着心地よく完成させるために作られるもの)が大事なことがよくわかります。
やっぱり高価なだけありますよ、ルイス。日本人ならタイトフィットがおすすめです。
良質なプロダクトに愛情を持てる人
年中着るもんじゃないです、革ジャンって。いや、着る人もいると思いますが、少なくても一般的には夏は着ないですよね。そういう時に、眺めるだけでも楽しめるのがルイス。
レザーならではの迫力があるし、ライダースとしてのデザインが良い。
つまり物が良いんです。革ジャン変態ラバーなら眺めながら、一杯やれるレベルです。私は春夏秋冬部屋に飾ってあります。
着なくても見て楽しめるのがルイスです。
革ジャン着ながら一晩飲める人
私は革ジャン着ながら酒飲むの好きです。焼肉だって革ジャン着ながら食べちゃいます。意外と肉やタバコや酒の匂いはじきますよ、革ジャンって。ツルツルしてるから。焼肉のタレをこぼそうが、赤ワインをこぼそうが、カレーうどんのツユやトマトソースが飛ぼうが、革ジャンならひとふきです。それが白シャツだったら大変ですよ。そういう今でも酒飲むときも脱ぐ必要ないのが革ジャンです。
肩がこりますか? 良いじゃないですか、肩凝りくらい。革ジャン着て飲むとそれだけ育ちますから。アジがでます。育成革ジャン、育革しましょう。
「あいつは飲んでるとき、革ジャンばかり着てる奴だ」と覚えてもらえるかもしれません。
そしてその革ジャンがルイスならどうでしょうか。別に飲みに行かなくても良いんですよ。
「この革ジャンってルイスレザー っていってイギリスで作られてるやつなんですよ。オーダーして半年とか一年かかってイギリスのロンドンから送られてくるんです。イギリスの職人が手作りしてる革ジャンです。1892年に、ロンドンのグレート・ポートランド・ストリートに店を開き、洋服仕立業および、紳士オートスポーツであるフライング&モータリングのための防護服の作製ストックを始めたのが起源なんです」みたいな話もできちゃうんです。コミュニケーションツールとしても、アリだと思いませんか?
とまあ、くだらないことをダラダラ書きましたが、要は「カッコいいな」と思ったら買いですよ。長い期間着れるし、ルイスっぽい革ジャン買っても満足せず、結局ルイスを買ってしまうケースもありますから。ただ、やっぱり高価なのでここ一番のイベントの記念的に買うのもいいかもしれませんね。勢いをつけるために。
初めのボーナスや結婚記念とか。私は何の理由もなく買いましたが。
今回言いたいことはこれくらいです。