「もう寝る」
カミさんが、ノーラン作品を見ると必ず途中退場します。
「ダークナイト」、「インセプション」、「インターステラー」等々、数々のノーラン作品がカミさんに敗北しています。「ダークナイト」の戦線離脱はかなり早かった。
クリストファー・ノーランの女ウケの悪さは異常です。
この漫画の1シーンが全てを物語っています。東村アキコの『タラレバ娘』からの引用です。
男のロマンがわかってない!と言うのは簡単ですが、男っていつまでも、ヒーローが好きなんですよ。
ノーランって、知的風に見せるのが上手いんですが、その中身は漫画っぽいというか、男の子の「こういうの面白いよね」的な発想の作品が多い気がします。知的に見せようとして、実はアホっぽいシーンも結構多いんですよね。
そもそもダークナイトシリーズは、バットマンでやらなくてもいいネタだけど、ゼロイチからの企画だと通らないので、ノーランがやりたいことをバットマンでやった話って感じですね。ダークナイトの元ネタは世界で一番売れてる小説『二都物語』だとか。
ダークナイトが高評価となり、その後ノーランはさまざまな作品にチャレンジしてくことになりますが、ダークナイトの続編「ダークナイトライジング」はツッコミ所満載の作品で評価はイマイチですが、後世にはそれゆえに愛される作品になる可能性も残してる作品かもしれません。知らんけど。