カモメのつぶやき

好きな映画や本のことを書きます。あとアメリカに留学してたこともあるので、留学や英語にいつても書くことがあります。

偏見で使わなかったトートーバッグが今さら良いという話

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みなさんトートバッグのイメージってどんなですかね?

私は、女性が使う物というイメージを長らく持っていました。偏見です。

私が若かった頃、LLビーンのトートバッグが流行りましたが、ほとんどが女性が使っていたのではないかと思います。

ナヨナヨしたバッグからむしろ男らしい無骨なバッグにイメージチェンジ

そういう偏見もあり数十年間「男子たる物トートバッグは使うべからず」の状態を続けていました。ところがです。アウトドアの資料を読んだりすると、ちょいちょいLLビーンのトートバッグが紹介させます。

1944年、氷の塊を運ぶためのバッグとして発売されたLLビーンのトートバッグ。氷が溶けてもすぐに水がにじみ出ることがないように自立するほど厚手の24オンスキャンバス地が使用されています。ハンティングした動物を入れる使い方もあったようです。これまた血がにじみ出ないので便利。

そういう歴史を読むと、チャラチャラしたバッグと思い込んでいたLLビーンのトートが、男らしいマッチョなバッグに見えてきます。しかしLLビーン定番のボート・アンド・トート・バッグは手提げタイプ。肩掛けもできないソリッドな機能のバッグです。その無骨さに憧れつつも通勤にはちょっと機能的に合わないな、と敬遠し続けてました。

その雲行きが変わったのが、同ブランドのグローサリートートです。

まず、定番のボート・アンド・トート・バッグより安い。そのぶん生地は薄いですが逆に軽くて持ち運びは楽。しかし手提げタイプであることは変わりありません。そう思ってた時期が私にもありました。日本のアパレルのセレクトショップは目の付け所が良いんです。私の不満を解消する別注が存在します。

それが、これ。

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肩掛けができるように長いヒモが付いてます。この長さだと、たすき掛けもオーケー。このヒモの長さが絶妙で、肩掛けもたすき掛けも両方いける絶妙な長さなんです。

写真のバッグ、汚くてすみません。でも汚れなんか気にすることなく使えるタフなバッグなんです。汚れたら洗濯機で洗えば良いんです。

大きいタイプ(といってもLLビーンオリジナルのグローサリートートより小さい)と小さいタイプあります。

私は大きめの方を持ってます。使い勝手はというと正直微妙なんです。機能を求めるなら他のバッグの方がいいかもしれません。

でもそれでも、ほどほどに便利でついつい使っちゃうんですよね。その理由を一覧にしてみます。

  1. そこそこデカいから、通勤も買い物もこれで済ませちゃえる。
  2. 中身はグチャグチャになるけど、そこそこデカいから、とりあえず荷物を放り込めば大抵の物は良い便利さ。
  3. 汚れても洗濯すれば良い気やすさ。
  4. 経年変化もきっと楽しめるから、新品がプロダクトの魅力のピークじゃない付加価値。
  5. デザインがシンプルだからフォーマルな服装以外なら、大抵どんな服装にもこれで格好つく。
  6. 黒いバッグはやつはさりげなく黒の刺繍でL.L.Beanのロゴが渋い。
  7. シンプルなので、老若男女誰が使っても素敵に見える。

今のところこんなところですが、使っていくうちにもっと良いところ悪いところ見つかると思いますが、悪いところが多くてもこれは長く使いそうな予感です。

皆さんもおひとつどうでしょうか?