ディズニープラスに入った理由は、ビートルズのドキュメンタリー「ゲットバック」を見るため。
でもそれ以前にも入ろうと思ったことがあって、それは「ハミルトン」を見かたったからなんです。
『ハミルトン』(はみるとん、英語: Hamilton: An American Musical)は、ロン・チャーナウによる2004年の伝記『Alexander Hamilton 』を基に、アメリカ合衆国建国の父の一人アレクサンダー・ハミルトンの生涯をヒップホップ音楽で綴ったミュージカル作品。脚本・作曲・作詞・主演をリン=マニュエル・ミランダが務めている。ヒップホップ・ミュージック、コンテンポラリー・R&B、ポップ・ミュージック、ソウルミュージック、ショー・チューンを融合し、建国の父を含む歴史上実在の人物でさえも白人ではなく有色人種が配役されている。批評的にも興行収入的にも成功している。
Wikipediaから引用
アレクサンダー・ハミルトンって、日本人にはあまり馴染みがないかもしれません。
アメリカだと10ドル紙幣にその肖像がが使われてます。
でも実はアメリカ人もこのハミルトンって人がどういう人なのか知らなかったみたいです。このミュージカルで広く知られるようになったらしいんです。
町山智浩がラジオ番組「たまむすび」で、ハミルトンの天才を語っています。以下まとめました。
ハミルトンはいわゆる天才で、アメリカの国のシステムの根幹を作り、そのシステムが資本主義つまり世界の中心的なシステムになってるというとことなようです。
- 議会で国を運営するシステムを作り、それが世界で最初の民主主義国家アメリカになる。
- 憲法が一番上にあって、憲法の下に国が統制される。
- 大統領とか総理大臣が独裁をしないようにするために三権分立というシステムを作った。
- それらを憲法に文章で書いた。
- アメリカは独立戦争でイギリスから独立した時に最初、13の小さい国にバラバラになって独立するはずそれだったけど、その13個をまとめた「連邦国家」というものにすると決めた。
- 銀行を連邦政府、国家が銀行を運営して、国の経済とか貨幣を安定させるというシステムを発明。
世界中のほとんどの国がこのシステム。日本そう。
ハミルトンは現在の世界の資本主義とか民主主義国家を1人で作った人で、しかもそのアメリカ憲法を書いた時はわずか31歳。
っていうことがわからないと、このミュージカル楽しみきれないかもしれません。
このミュージカル、ラップで歌われるんですが
実際リアルな劇場で見たら、英語が聞き取れずに意味がわからないかもしれません。そういう意味では字幕付きの配信サービスが正解なんだけど、逆に劇場のミュージカルを撮影したものを見させられてるので、その臨場感が伝わらず、ミュージカルのアガる部分が損なわれてしまいます。
ストーリーをとるか?
音楽的な盛り上がりをとるか?
ミュージカルなので、後者だとは思いつつも、冒頭で書いたように、ニューヨークのプレミアがついてるチケットですから、どっちにしろ生で見ることはできないので、とりあえずディズニープラスで見るしか選択肢がありませんね。
アメリカの隠れた偉人を知れる良き作品です。皆さんもぜひ見てみてはどうでしょう?
今回言いたいことは、そのくらいです。