カモメのつぶやき

好きな映画や本のことを書きます。あとアメリカに留学してたこともあるので、留学や英語にいつても書くことがあります。

おすすめの漫画 オールタイム その2

前回の『あしたのジョー』に続いておすすめの漫画は、この大作です。

漫画好きなら読むべき作品ナンバーワンなのではないかと、個人的には考えてます。

手塚治はすごい。 手塚作品いろいろあるし、『火の鳥』がホントに最高なのか?という議論もあるだろうけど、俺にとってはやっぱり『火の鳥』のインパトを超える作品はない。手塚作品の何がいいって、子供向けの漫画だけど無情すぎるんだよね。主人公とかメインキャラが死んじゃう。あっさりと。読んでる方からすると「あれ?死んじゃったの?」ってなる。そこに人の命の儚さというか、あっけなさ、喜劇的かつ悲劇的な何かを学べたんだよね。

火の鳥』で、特に好きなのは『未来編』と『鳳凰編』。
『未来編』の構想の壮大さは、もう漫画史上最高。SF小説とかならあるのかな? 映画でもあれほど壮大なスケールで描かれている物語を知らない。子供の頃、相当なショックを受けた。

『鳳凰編』はもう今さら俺ごときが良さを語るまでもないけど。「茜丸ってそんなに悪いことしたかなあ? 我王の方が断然悪いよなあ。だけど宇宙の真理的なところでいくと、我王のほうが火の鳥から受け入れられてるんだよな。なんでだろう?」って未だにわからないけど、そこに『鳳凰編』の面白さと奥深さがあるんだよなあ。

この作品が完結してくれたら、 と思っている人は多いだろう。 ウィキペディアでその後の構想とかチェックして想像するしかかいもんなあ。あとは何も言うことはないです。 ちなみに、俺の入籍日は、手塚治の誕生日です。リスペクトっす、手塚先生。

仮に何かの罰ゲームで「みっつの作品だけ手元においていい」と言われたら、『あしたのジョー』とともにこの2作品は無条件で残す作品ですね。