やっと『狐狼の血レベル2』を見に行けました。今回は登場人物に焦点を当ててみます。
鈴木亮平、こいつに関わったら人生終わる
鈴木亮平、良いですよね。善人も悪人もできる芸達者な役者です。
まずその風貌が良いです。ない眉毛、もみあげのない癖の強いツーブロック、胸板の厚い刺青が入った肉体。
その癖の通い外見は、悪者として百点満点です。怖いです。こいつに関わってしまったら人生終わる。そう思わせる説得力ありました。もうね、鈴木亮平見るためにだけに、『狐狼の血レベル2』を見ても良いですよ。後悔はないと思います。
鈴木亮平の一人舞台になるかも。そして前回のMVP役所広の不在。心配でした。
でも松坂桃李も負けてないです。前作から経験を積み、強かに成長した日岡演じる松坂桃李。良いですね。ガミさんみたいになってる!とちょっと嬉しくもあり、切なくもあり。
周りはガミさんのことを言うけど、松坂桃李の口からはガミさんのことは、何ひとつ言及しません。でもね、あの偽者のZIPPOライターでハイライトを使う日岡は、ガミさんの意思を引き継いでる、という描写が嬉しいです。
真木よう子の不在
真木よう子、出てほしかった。狐狼の世界観を現す夜の女として、真木よう子が良いさじ加減なんですよ。あのアネゴ感。
ただ単に私が真木よう子が好きなだけかもしれません。
滝藤賢一が出るとワクワクする
嫌な上司やらせると天下一品!
滝藤賢一演じる管理官の嵯峨。この人『ロクヨン』のときもそうでしたけど、ある程度出世してる嫌な上司やらせるとすごいうまいですね。
彼が出てくるとワクワクします。
「上司だけど嫌な奴」ではなく「上司だから嫌な奴」という構図が、我々下っ端サラリーマンが共感できるポイントですね。
私たち下っ端サラリーマンの溜飲を下げるために登場してくれてる、すごいありがたいキャラクターなんですよ!
滝藤賢一、また好きになりました。
かたせ梨乃!
他にも中村梅雀や斎藤工、中村獅童なども印象的でしたが、やはり、かたせ梨乃。すごい存在感です。かたせさん、もう画面にいるだけで私は満足です、ホント。いまこんなに、組長とかの妻が似合う女優いないんじゃないですかね。
今回言いたいことはこれくらいです。